How to write Haiku

英語ハイクは、日本の俳句を源にした詩です。日本の俳句は、伝統的には有季定型(季語 五、七、五音の十七音)で、自然、季節や、暮らしを題材に、広く深く文化を表現できる世界で一番短い詩です。英語ハイクはこの流れを受け継ぎ、「外国語で作るハイクは、季語や定型にしばられない。ハイクは自然を重視した最も短い詩である。」(松山宣言1999)と定義されています。ハイクはインターネットを媒介にして、瞬時に交信、交流が可能な時代になりました。まさに国際交流、国際理解に最良の手段です。

英語ハイクの作り方とルール

@ 現在形、3行、そして3行全体で17音節または17音節以内の短さにまとめます。時制は、現在形を使うと臨場感がでます。現在形で作ることができるので、英語を習い始めた小学生や入門者も挑戦しやすいでしょう。
A     英詩創作の規則やテクニックにとらわれず、基本的な英語の語彙を使います。
B     わかりやすい言葉や表現を用いて、できるだけ深い内容を表現できるように努めましょう。実はこれが一番難しいのです。明確なイメージや切口の新しさを示したハイクは、読み手に刺激や深い感動を与えます。
C     日本語の俳句では、基本的に季語を用いますが、英語のハイクでは様々な国の自然や季節感でよいのです。
D     日本語の俳句で使われる、「切れ字」は、暗示性と調べを与えます。英語でcutting wordといわれます。英語で切れ字を使う場合は、ダッシュ、コロン、コンマ、感嘆符で代用します。

E     感情語は避けます。喜怒哀楽を訴える語彙は使いません。感情語を使わないで感情を表現するところに、ハイクの醍醐味があります。


■Tsuke-Ku(付句)
 付句とは前句に付ける句を作ることで、前句が長句(5・7・5)ならば付句は短句(7・7)で、前句が短句ならば付句は長句(5・7・5)と付けます。学生の作品を紹介しましょう。








■Necklace-Shaped Renku(ネックレス型レンク)
 ネックレス型レンクは五・7・5音節の三行と7・7音節の二行の繰り返しをつなぐ連句形式で構成されています。まず第一句(発句)があり、次に二つのグループに分かれてレンクを作り、結びの句(挙句で一つにまとめます。首からぶら下がったネックレスのような形になります。最初に所要時間を決めて、五、六人ですると、スリルがあり、ゲーム感覚で楽しめます。また、季節、場所、恋愛など様々なテーマを設定することでネックレス型レンクの複雑さも楽しめます。